ウィークエンドスクール【レゴと建築】
第5回 「一度はすみたい!お城と宮殿」 レポート
2004年2月1日 LISグローバルスクールにて

 

教室に陽がさしこむ午後の心地よい時間帯に、いつものようにウィークエンドスクールははじまりました。今回のテーマは『お城と宮殿』です。「お城ってな〜んだ!?」この問いかけに、真っ先に返ってきた答えは「ディズニーランド!」。やはり‥‥といった答えでした。シンデレラ城こそ子どもたちにとって、もっともスタンダードなお城のようです。

今回は“本物の” お城と発展形の宮殿について、じっくりと見て聞いて、そして作って帰ってもらおうと、お城のレゴモデル、写真や雑誌、ペーパークラフト、プラモデル、ビデオなどたくさんの資料を用意しました。どちらかと言うと、外国のお城よりも日本のお城の方がなじみがないようで、子どもたちはとても興味深くビデオを見ていました。

お城の特徴について、「高い」「大きい」「偉い人が住んでいる」「家来も住んでいる」「柵がある」「ドロボーがくる‥」といろいろなお城の情景を頭に思い浮かべていた子どもたちは、それに加えて先ほど見たビデオや写真などから、新しく知ったお城の特徴を追加して、各々自分の設計図をかいていました。

敵から身を守るためのお城の機能に興味をもち、とことんセキュリティーにこだわってつくったUくん。はじめは工夫を凝らした細かな罠づくりに没頭していましたが、それが一通り出来上がると、一挙に城の壁と屋根を積み上げていました。城の内から弓矢を放つための小窓もしっかりと考えてつくってありました。ナビゲータと一緒に考えた動く橋も面白い特徴です。

ビデオでは宮殿に住んでいた王様として、ルイ14世の肖像が紹介されました。そのヘアースタイルを見て「パパイヤみたい‥」とみんなで大爆笑したベルサイユ宮殿ですが、なかでも有名な鏡の間に着目したのがKくんです。ガラス窓のパーツを集めて、それを壁の裏側に貼り付けるように並べると‥‥なんとも見事な鏡の間が出現。他の子を感心させていました。

なぜドアが三つあるのか、なぜ煙突が2本あるのか、なぜ「はた」ではなく「はな」なのか‥。謎だらけのお城ですが、つくったMくんにとってはすべて計算されたことのようです。以前のウィークエンドで見たサグラダファミリアからヒントを得たと思われるこのお城は、みごとなほど設計図そのままの仕上がりで、三角山の間から見える煙突など、とてもよく再現されています。

お母さんお父さんお待ちかねのプレゼンテーション。緊張して、お城の名前と特徴を一言ずつの、最低限の情報しか公開されないプレゼンですが、本当は教えてあげたいことでいっぱいなのです。プレゼンの後、Uくんは細かい罠の一つ一つをお母さんに紹介していました。(聞き出されている様にも見えましたが。。。)次回もお楽しみに!

 

*** 次回のお知らせ ***

第6回の開催は3月下旬〜4月上旬を予定しています。ご案内は3月上旬にいたしますので、大勢のお子さんの参加をお待ちしております!

 

*** 発行 ***

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