< 2003年度2学期前半号 >

 

 

〜アート「ウォーターフラワーガーデン」〜

 

学期の前半が終了しました。

全8回にわたって行われたテーマ「絵本」で、

すっかり絵本好きになった子どもたち。

お気に入りの絵本に出会うことができたかな?

 

 

*** 目次 ***

「絵本」・「スポーツ」

 

絵本 (全8回)

* 国際子ども図書館 *

 

テーマ「絵本」では、これまで知らなかった新しい絵本と出会うことや、なじみぶかい絵本のおもしろさをもう一度発見することを目指して、いろいろな角度から絵本の良さを味わえる授業を行いました。また、絵本の世界を人形劇にすることで、一冊の絵本の良さを「じっくりと」感じとることも大きな目標として取り組みました。

 

 

≪思い出の絵本を紹介しよう≫

ぼくの好きな絵本は、

たんたのたんていです。

 

子どもたちも、そしてナビゲータたちにもお気に入りの絵本を持ち寄ってもらい、互いの絵本を紹介しました。

 

子どものころ好きだった絵本‥‥これひとつで、その子その人の性格がなんとなくにも見えるのが不思議です。

 

絵本が大好きなKくんは他の子が持ってきた絵本のみならず、ナビゲータが持ってきた絵本までほとんどを知っていました。絵本ほど世代を超えたものって、他にないですよね。

 

 

 

 

≪国際子ども図書館≫

       9月なのに暑い!

 

国内外のすぐれた名作絵本と出会える、上野の国際子ども図書館へでかけました。

 

午前中すいていたので、影の落ちないという不思議な照明の館内で、ゆったりと絵本探しを楽しむことができました。絵本は作者ごとにまとまって整列されていたので、「こんなのもあったのか!」という発見もあったようです。古今入り混じった建築も見ものでした。

 

 

≪わたしの好きな絵本≫

 

国際子ども図書館でしらべた絵本を、発表会でわかりやすく紹介するためにシートにまとめています。自分で一生懸命探した絵本です。一冊、一冊、「一番きれいな字」で書いていました。

 

 

≪絵本をつくる仕事≫

 

ゲストに外国絵本の翻訳をされている方をお呼びして、お仕事の紹介、外国絵本の紹介などをしていただきました。

キャラクターの大きさが違って見える!というSくんの発見は、印刷技術の高い日本製の絵本の方が本物の色形に近くなるという知識に結びつきました。

 

 

 

 

≪劇で絵本を表現しよう≫

 

国際子ども図書館で出会ったたくさんの絵本の中から、みんなで選んで決めた一冊の絵本「あしたてんきになあれ」(さく:こわせたまみ)を人形劇にします。

 

 

 

絵本の色をよく観察し、できるだけ近い色をめざしていました。

 

 

子どもたちがこの絵本を気に入った一番の理由は、なんといっても登場する猫たちの可愛さでした。どのようにしたらその可愛さを表現することができるのか‥‥劇づくりを通して楽しく表現する中で、一冊の絵本の良さをじっくり感じ取っていくことを目指してとりくみました。

 

 

≪「劇で絵本を表現しよう」発表会≫

   

 

発表会でお母さんお父さんに練習の成果を披露しました。キャラクターの気持ちになってセリフを読み上げることができました。この作品がもつ優しさに、子どもたちの描いた背景や音楽などの演出が加わって、教室が暖かい雰囲気につつまれました。

 

 

スポーツ (全6回)

 

青少年のスポーツを取り巻く環境は難しさを増しています。スポーツの商業化、地域社会の希薄化、テレビゲームの普及などで、子供がスポーツを楽しむ機会は極端に減っています。スポーツが本来持つ楽しさ、すばらしさをもう一度みなおし、生活にスポーツを取り入れてほしいと思います。

 

 

《いろいろなスポーツ》

 

「ボールを使う使わない」「ラケットを使う使わない」「ネットがあるかないか」‥子どもたちが思いついた様々な分け方でスポーツを分類し、スポーツの種類について知識を増やしました。

 

 

《スポーツ博物館見学》

 

秩父宮スポーツ博物館で、日本のスポーツの歴史、やオリンピックの歴史を学びました。

 

98年の長野冬季オリンピックで実際に使われた表彰台の上で記念撮影。また、第一回アテネオリンピックの開催場となったオリンピア神殿の模型などを興味深く見ていました。

 

※これは長野の表彰台ではないです。

 

《フェアプレイ〜スポーツは何のため〜》

 

どんなことをしてでも勝てばいいのか‥、負けるのは悪いことか‥、といった論点で討論をしました。「負けた人も、頑張ったら偉いと思う」「勝てたら、もっとよかったと思う」など意見がでました。

 

 

《プロスポーツ選手の一日》

 

FC東京さんの練習風景を見学させていただき、選手へのインタビューを行いました。緊張して背筋が伸びきっていましたが、考えてきた質問をしっかりとすることができました。

 

Sくんにとってのこの日の目的は「サイン集め」だったようです。用意したサインノートとマジックペンで、練習上がりの選手に「サインくださーい」と容赦なく声をかけていました。

 

 

                目は次の選手を狙っています。

 

《インタヴューを発表しよう》

 

インタビューを撮影したビデオを見ながら、Q&Aを発表用にまとめました。改めてとおしてみると「今日は何を食べましたか」「試合の前は何を食べますか」「試合中は何を食べますか」などなど食べ物に関する質問が多かったことに気づきます

 

 

毎日の出来事の中からいくつかのシーンを取り上げて紹介します。

 

 

animal project》(英語)

 

好きな動物について調べ、ポスター作りとお面作りに挑戦しました。だんだん違う動物のお面になってしまった子もいましたが、最後にはお面をつけてしっかり発表できました。

 

   

ハムスター

はつかねずみ

セグロジャッカル

コアラ

 

《ウォーターフラワーガーデン》(アート)

 

今学期のはじめから、こつこつと集めたペットボトルにテーマカラーを「花」と位置づけ、たくさんの色水を作りました。Tくんの「緑コレクション」が実に繊細な色を出していてすばらしかったです。それらを中庭にデコレーションすると「ウォーターフラワーガーデン」の完成です。

 

 

 

《シュリンクシートでコレクション》(アート)

 

プラ版のホワイト版?シュリンクシートに夏休みの思い出や大好きなウサギのキャラクターを描きました。オーブンで焼いて6分の1の大きさに縮小し、マイ・コレクションをつぎつぎと拡大していました。

 

 

《はこの中身クイズ・えんぴつおしゃべり》(日本語)

 

「作文・聞く・話す」時間に「箱の中身クイズ」、「えんぴつおしゃべり」をしました。箱の中身クイズでの子ども達の課題は、話して聞いて考えてメモをとること。たくさんやることがあるけれど、大好きなようす。えんぴつおしゃべりでは書くのをおっくうがっていた子たちが一生懸命にえんぴつをにぎって書いています。

 

 

 

2003年度2学期後半号はテーマ「ごみ」とテーマ「食べるってなんだろう」の紹介を予定しています。

 

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