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◆ 木立の中から ◆
〜LISグローバルスクール かわら版〜 Vol.49
 「モンテッソーリ教育とレゴブロック」
         &「プロジェクトL」クリスマス特別企画のご案内
      (2006/11/ 27 発行)
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 ☆INDEX☆
■ モンテッソーリ教育とレゴブロック
■ 「プロジェクトL」クリスマス特別企画のご案内
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│モンテッソーリ教育とレゴブロック −運動の「敏感期」−
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ある事柄に対して、とても敏感になり、集中して関わろうとする
時期、「敏感期」について、前回お話しましたが、今回はその中
でも運動の敏感期についてお話したいと思います。

運動と聞くと、体育やスポーツのような全身を動かす運動を
イメージされるかと思います。実際に子ども達は、全身を動かす
ことも大好きですが、ここでいう運動というのは、主に手や指先の
運動のことを指します。つまんだり、すくったり、注いだり、
切ったり・・と、手や指先には様々な動きがあります。
子どもたちは、その敏感期がおとずれると、環境の中からその
動きに関するものを見つけ、深く関わろうとするのです。
モンテッソーリ教育の、特に「日常生活の練習」という分野で
使われる用具には、運動の敏感期にある子供たちが集中して
取り組めるものがたくさん用意されています。

運動の敏感期というと思い出すことがあります。
娘が1歳のころ、近所の砂浜で、スコップでバケツに砂を入れ、
いっぱいになると砂をすべてあけて、また同じことを繰り
返している時期がありました。何かを作ったり、どこかに
運ぶためではなく、スコップですくい、手首をひねって
バケツに入れるという運動をするためにその動作を毎日の
ように繰り返しているようでした。今思えば、それが、
彼女の手首を使う運動の敏感期だったのだと思います。

レゴブロックをしている子供たちを見ていても、今、
どんな敏感期にあるのか、うかがい知ることができます。
大きな基礎版の上に、ただブロックを敷き詰める作業を
続ける子、電車のブロックを連結させることを続ける子、
ドライバーで部品を固定させ、手首をひねる運動を続ける
子などなど。この子は今、こういった手の動きを獲得
しようとしているのだなと感じることができます。そして、
それらのこだわりは数週間、時には数ヶ月続くことが
あります。教える立場としては、課題からそれてしまう
ことを恐れたり、また、親の立場からすれば、いつも同じ
ことばかりでなく、もっといろいろなことに挑戦して
ほしいといった気持ちも生じてきます。けれども、
そういった敏感期を大切にし、子供が満足するまで続け
させることで、こども達は自ら成長していかれるという
ことを忘れてはいけません。

レゴブロックといっても幅が広く、果たしてこれが
ブロックなのだろうか?と思うような部品もあります。
ただ、それだけに、組み立て方も様々で、その分、
手の動きも様々です。子どもに集中現象を起こさせる、
モンテッソーリ教具を、一般家庭でそろえるのは、
大変ですが、子どもには運動の敏感期があることを
知った上で、その興味を十分に満たせるよう、環境を
整えていくことが、子どもの成長にとって、とても大切
なのですね。


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│「プロジェクトL」クリスマス特別企画のご案内
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「プロジェクトL」は、レゴブロックを使って一人一人の自由な
発想で、作品を作っていくクラスです。今回は、レゴブロックを使って
クリスマスオーナメントを作り、実際にクリスマスツリーに、
飾り付けていきます。モデルをまねして作ったり、オリジナル作品を
考えたり、いつもとは少し違った「プロジェクトL」をお楽しみください。

これまでお子さんの作った作品については下記URLをご覧ください
http://www.lis-global.com/weekend/weekend_new.htm

詳しい内容につきましては、下記のとおりです。皆様のご参加
お待ちいたしております。

* * * * *

「プロジェクトL」クリスマス特別企画

 【対象】  幼稚園年長〜小学3年生(年齢は目安ですので
       この他の方もご相談ください)
 【定員】  8名
 【日時】  2006年12月17日(日) 10:00〜12:00
 【場所】  鈴木宅(吉祥寺)
 【費用】  2800円

※ お申し込み人数が4名に満たなかった場合には、開催を
  見合わせる場合がございますので、ご了承ください。 


◎参加方法

【お申し込み方法】
下記のアドレスまで、E-mailでお申し込みください。
お申し込みいただいた方に、受講に関する資料を
E-mail、FAXまたは郵便でお送りいたします。ご希望の
送付方法と送付先をお知らせください。

お申し込み先: support@lis-global.com

【参加費用のお支払い】
当日現金でお支払いください。

【お申込締切】
定員を上回った時点で締め切りとさせていただきます。

【問合せ先】
LISグローバルスクール
support@lis-global.com 担当:鈴木真理加


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企画編集:鈴木 真理加

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