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◆ 木立の中から ◆
〜LISグローバルスクール かわら版〜 Vol.47
 「モンテッソーリ教育とレゴブロック」&「プロジェクトL」ご案内
      (2006/9/13発行)
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 ☆INDEX☆
■ モンテッソーリ教育とレゴブロック
■ 「プロジェクトL」次回のご案内
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│モンテッソーリ教育とレゴブロック −秩序の「敏感期」−
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すっかりご無沙汰しておりましたが、今回は「敏感期」について
触れてみたいと思います。皆さんは、敏感期という言葉をお聞きに
なったことがありますか?幼児には、ある事柄に対して、とても
敏感になり、集中して関わろうとする時期が見られます。身の回り
で、その対象を見つけると、それと深く関わり、そしてそれを、
いとも簡単に吸収することができるのです。この時期に、
子ども達はその、ある事柄、ある要素を発達させようとしている
現われなのですが、一定の時期を過ぎると、また別の事柄に
敏感になり、集中的に関わっていくようになります。この一定の
時期のことをモンテッソーリは敏感期と呼んでいます。

敏感期には、運動の敏感期、感覚の敏感期、言語や数に関する
敏感期など、様々な内容があります。その中に、秩序の敏感期と
いうものがあります。娘が2歳のころです。やけに静かにして
いると思ったら、動物のブロックを一列に並べていました。
よく見てみると、同じ種類ごとに分けられていました。
そのころは、ただ面白いことをするなあと思っていたのですが、
その後レゴブロックを通して、子ども達と触れ合うように
なってみると、同じような光景を何度も目にすることとなり
ました。

ものの位置や、順番など、大人にとっては本当に些細なことに、
子ども達はこだわることがあります。けれども、それは子ども達
が秩序感を培っている、まさに秩序の敏感期なのです。ここで、
そんなのどっちでもいいでしょと言ってしまうことで、子供の
秩序感の発達を妨げることになってしまうのです。思う存分、
こだわっていってほしいものです。

動物のブロック以外にも、基本のレゴブロックを使って子供の
秩序感を満足させる方法が無いかと、考えてみました。いろいろ
なブロックを箱に混ぜて入れておきます。分けるための箱や袋を
用意して、そこに色別に分けていくのも良いかもしれません。
形別にもできますね。箱や袋が無ければ、色別、形別でに積み
重ねていっても楽しいかもしれません。ブロックの整理方法に
ついて、よく聞かれますが、さらに細かいパーツも、器を用意
してあげれば、子どものほうから分けていってくれるかもしれ
ません。ちなみにこの敏感期は、幼児といっても、年齢の低い
子どもたちに良く見られます。大きなお子さんに言っても、
めんどうくさがってしまう可能性が大きいですから、お気をつけ
くださいね。


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│「プロジェクトL」次回のご案内
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「プロジェクトL」は、レゴブロックを使って一人一人の自由な
発想で、作品を作っていくクラスです。テーマを自分で考え、
設計図や計画書を書いてから進めていきます。興味のあるもの
(例えば、昆虫、恐竜、乗り物など)をレゴブロックで形にして
みたり、絵本の世界や自分の家や周りの町を再現してみたり、
いろいろな車を作って、どんな車が遠くまで走れるか実験して
みたりとどんな内容でもかまいません。自分で考えて、進めて
いきます。これは、フルスクールで行なっていた「プロジェクト
学習」と同じ考えで、「プロジェクトL」は「プロジェクト学習」
と「レゴブロック」を融合したものと考えております。

これまでお子さんの作った作品については下記URLをご覧ください
http://www.lis-global.com/weekend/weekend_new.htm

詳しい内容につきましては、下記のとおりです。皆様のご参加
お待ちいたしております。

* * * * *

「プロジェクトL」

 【対象】  幼稚園年長〜小学3年生(年齢は目安ですので
       この他の方もご相談ください)
 【定員】  8名
 【日時】  2006年9月24日(日) 10:00〜12:00
 【場所】  吉祥寺駅周辺(お申し込み、お問い合わせの際に
       詳しい場所をお知らせいたします。)
 【費用】  2800円

※ お申し込み人数が4名に満たなかった場合には、開催を
  見合わせる場合がございますので、ご了承ください。 


◎参加方法

【お申し込み方法】
下記のアドレスまで、E-mailでお申し込みください。
お申し込みいただいた方に、受講に関する資料を
E-mail、FAXまたは郵便でお送りいたします。ご希望の
送付方法と送付先をお知らせください。

お申し込み先: support@lis-global.com

【参加費用のお支払い】
当日現金でお支払いください。

【お申込締切】
定員を上回った時点で締め切りとさせていただきます。

【問合せ先】
LISグローバルスクール
support@lis-global.com 担当:鈴木真理加


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企画編集:鈴木 真理加

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