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はじめに : LIS代表 鈴木隆 からのメッセージ

「なぜLISを設立しようと思ったか


 私が新しい小学校の必要性について真剣に考え始めたのは、2001年1月のことでした。当時、私の2人の娘は2歳1ヶ月と3ヶ月でした。長女を4月から個性のあるプリスクール/幼稚園に入学させることを決め、関心は早くも4年後の小学校をどうするかに移っていました。

 私は大学卒業以来、10年以上、グローバルに活動するコンサルティング会社・金融機関に勤務してきました。その過程で、グローバル社会において、自分の頭で考え・判断すること、自分の考えを論理的に説明することがいかに重要かということを痛感するとともに、そのようなことは大学卒業までほとんど学ぶ機会がなかったことにも気づきました。英語についても相当苦労し、また残念な思いをしてきました。中学以来、多くの時間をかけてきたにもかかわらず、聴く・話すといった基本的なコミュニケーション能力はほとんどついていなかったといえます。自分で考え・判断する力、英語も含めたコミュニケーション能力というのは、もっと早期に身に付けるべき基礎的な力なのではないかと常々考えていました。

 このような視点で子どもを入れたい小学校はどこにあるか、いろいろ調べて見ました。個性的な幼稚園が多くあるのに対し、公立小学校では、学習指導要領と検定教科書に拘束され、一部を除いて画一的教育がなされており、私が子どもに身につけてほしい上記のようなスキルが身につくようになるとは考えられませんでした。私立小学校も、少なくとも首都圏では目を引かれる学校はありませんでした(そもそも、幼稚園児に「受験勉強」をさせて、私立小学校に入れることに違和感を感じていました)。小学校の選択肢の少なさに驚き、暗い気持ちになりました。

 ところが、このリサーチの過程でラーンネットと出会った事が大きな転機になりました。ラーンネットは、かつてコンサルティング会社でご一緒させていただいた炭谷さんが神戸で設立した小学校です。ホームページで説明されている理念・カリキュラムに非常に興味を持ち、学校を実際に見学して、炭谷さんを始めとしてナビゲータの方ともじっくりと話をさせて頂きました。その結果、ラーンネットは私がイメージしていた学校に非常に近いと思えるようになりました。

 炭谷さんから、「ナビゲータをやりたいという人、このような学校があれば子どもを入れたいという保護者は多い。しかし、最終的に責任を取る覚悟で運営を行おうという人がいない」という話を聞き、自分のこれまでの社会人経験をフルに活かし、このような小学校を首都圏にもつくろうと決意するに至りました。2001年3月の終わりのことです。

 このような決意の下で開校準備を進め、多くの方のご協力を頂き、2002年4月に東京・吉祥寺にLISを開校致しました。価値観が多様化する中、LISのような学校に対するニーズは小さくないものと考えています。一方で、LISが全ての子どもに合うとは考えませんが、このような動きが、多少なりとも社会に影響を与え、小学校の学びの形が多様化することに貢献していければと考えています



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